南風.log

昨日は阪急最後の日でした。

5月にオリックスが阪急のユニフォームで試合をすることを地下鉄のポスターで知り3日間（初戦は仕事のため行けませんでした）球場に通い、野球の面白さを改めて思い出しました。

私の実家は高知です。中学のときは野球なんかまったく興味ありませんでした。
高知はプロ野球のTV放送はジャイアンツしかやっていません。必然的に高知の野球ファンはジャイアンツ。
野球には興味がなかったけれど、ジャイアンツは好きではありませんでした。
アンチジャイアンツでした。
友人にもアンチジャイアンツの方がいて阪急という球団が日本シリーズでまったくジャイアンツに勝てない（当時ジャイアンツはⅤ9時代でした）球団であること教えてもらいました。

その友人に阪急は毎年春先高知にキャンプに来ることを教えてもらい、そこで初めて阪急の選手を見ました。
そのころの私は野球のルールもあまり知らず、高知市営球場のスタンドで見ているだけでした。

高校になってから阪急が日本シリーズで広島を破り悲願の日本一になったのをきっかけに球場で観戦したくなりました。

そのため大阪の大学に行くことにしました。

大学に入ってから初めて一人で西宮球場に行き生でブレーブスの試合を見ました。

高知市営球場しか見たことのない田舎ものにとっては西宮球場の立派なことに圧倒され最初行ったときは試合どころではありませんでした。カルチャーショック。

それから大学の4年間西宮を始め日生、大阪、藤井寺、西京極と球場廻りをしていました。甲子園に行ったのは友人に誘われて1回だけです。

大学を卒業して高知に帰ったため、私のペナントレースの野球観戦は78年から82年の4年間です。

好きな選手は外野の福本、簑田、ウイリアムスの3人とセカンド、マルカーノです。
この3人の守りは鉄壁です。3人とも俊足、強肩。またマルカーノ選手は私の中では最高の助っ人です。

ブレーブスは引き続き高知でキャンプをしていましたのでキャンプやオープン戦の観戦はしていました。

それから数年後突然の阪急消滅。

あのときの衝撃は今も忘れません。

ただブレーブスの名前変えないということと西宮がホームであるならと思い、オリックスを応援しようと思っていたのですがすぐにブレーブスの名前もなくなってしまいました。（話が違うと思いましたが）

それから、野球を見るのをやめてしまいました。

野球難民になってしまいました。

数年前、山田氏が中日の監督になった時は中日を応援しようかとも思いました（その前年まで転勤で岐阜と名古屋に6年ほどいました）がパセリーグだし、やっぱり野球は「エキサイティングリーグ・パ！」（私のプロ野球は当時のままです）だと思いやめました。

今年は久しぶりに阪急のユニフォームを来た選手のプレーを見ました。（〇〇似合わなねー）

福本氏のトークショーにもいけたし。また野球の日々が始まりました。

福本氏のトークショーで阪急と阪神が一緒になりタイガースは阪急阪神（阪急が先である）であるといっていました。また福本氏の解説も聞けるし、阪神を応援しようと思います。

ちなみに当時の黄金カードは阪急近鉄戦で近鉄選手もよく見ましたがその中で一番は藤瀬です。
足の速い選手がお気に入りでした。